映画のみかたを変えるワークショップ「ホラー映画が怖くなくなる方法。」

01/27 SAT:EVENT

さまざまなホラー映画を題材に、カメラの存在や構図、角度などに着目し、普段映画を見る時とは違う視点を手に入れることを目的としたワークショップ「映画のみかたを変えるワークショップ ホラー映画が怖くなくなる方法」を企画・開催しました。

神戸大学大学院人文学研究科博士課程(社会動態専攻芸術学)に在籍する八坂 隆広(やさか たかひろ)氏に講師としてご登壇いただきました。

「JAWS」の新しい見方。映像に潜むさまざまな情報を見つける。

ワークショップでは映画「JAWS」の一部のシーンを繰り返し視聴し、それぞれのカットの連続やエキストラが映っている意味などを気ままに分析していくという課題が出されました。
参加者同士、映像から見つけた情報を口にしつつ、講師とともに映画に隠された意図を整理していきました。

ホラー映画が怖くなくなる、ということは映画が面白くなくなるということ?

八坂さんは「映画に没入せず、集中するための方法を手に入れることが、映画が怖くなることに繋がる」ということをおっしゃっていましたが、同時にそれは映画を楽しめなくなるということでもあると指摘していました。しかしながらうまく使うことが出来れば、作り手の存在を感じつつ、その意図や作られ方を楽しむことも出来るようになり、没入の感動がより広がる。

見る力のテクニックを身につけた後の話をしていたことも印象的でした。

概要

開催場所:新開地アートひろば
開催日時: 2024/1/28 11:30-13:00/14:30-16:00

CREDIT

講師:八坂 隆広
プロデューサー・企画:竹内 浩太郎・三須 あかり
アートディレクタ―:沖 健汰
デザイン:竹内浩太郎
宣伝:沖 健汰・竹内 浩太郎